生きてればいいよ!

新卒で青年海外協力隊。帰国後もベナンで家庭ゴミ収集屋をしている、そんな若者の生きざま。

【TEDオススメ】ひとつの天職がないマルチポテンシャライト(multipotentialite)な生き方って?

マルチポテンシャライト(Multipotentialite)

 

興味関心の幅が広すぎてひとつに絞れない方は、専門性がないからダメ。ではなく、マルチに関心分野がある人は実はかなりのポテンシャルを秘めている。そんな考え方を言い表した造語です。

 

今回は、TEDの"Why some of us don't have one true calling(なぜ真のひとつの天職がない人がいるのか)"のスピーチについて、スピーカーのEmilie Wapnickの主張をまとめ、そのスピーチの感想を書きます。

 

もくじ

 

TED "Why some of us don't have one true calling"の内容

スピーカーEmilie Wapnick自身の経験 

 

"Why some of us don't have one true calling"では、スピーカーのEmilie Wapnick自身の経験談から話が展開されます。Emilie Wapnick自身は作家、アーティスト、コミュニティビルダーという肩書を持っています。(About Emilie Wapnick | Puttylike)

 

「大人になったら何になりたい?」という問いが子供のころから繰り返され、歳を重ねるにつれて、現実味のある答えをすることを期待されていたこの問いに、いつも不安を駆り立てられていたそうです。たとえば、「心理学者とバイオリン製作者になりたい」という夢は両立しないものとだいたいの大人は考えます。

 

Emilieは、色々なことに興味を持ちやってみても、初めのうちは楽しくできるけどある時飽きて別のことに関心が移ってしまう、ということを何度も繰り返してきたようです。Eimlie自身は、ひとつのことに絞れない自分自身のこの傾向に不安を抱いてきました。こんな調子でキャリアが築けるのか、そして自分はおかしいのか、不安だったようです。

 

ところが、多くのことに興味があるこのパターンは、マルチポテンシャライト(multipotentialite)と言い表せることに気が付きました。

 

マルチポテンシャライト(multipotentialite)型の強み 

スピーチの中でEmilieは、色々なことに興味があるマルチポテンシャライト型の人々の強みを3つ挙げています。

  1. イノベーションへの可能性
  2. 学習能力の速さ
  3. 適応力

 

マルチポテンシャライト(multipotentialite)型は、移り変わる興味関心に従って色々な分野を少しづつかじります。その「浅く広い」スタイルにより、分野融合的なまったく新しいアイディアが生まれやすいと言います。これは確かに納得できる話で、一つの物事を色々な角度から見たり、色々な視点をそこに盛り込める、いわゆる多面的な見方は武器になりますよね。

 

また、マルチポテンシャライト(multipotentialite)型は、色々なことをかじっては手放すということを繰り返しています。そのためフットワークが軽く、自分が初心者であることに慣れているため、挑戦への恐怖が小さいんだとか。たしかに自分の専門が確立してしまえば、そこに権威などもついてくるでしょうし、他の道を除くハードルは高いかもしれませんね。

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専門はひとつじゃなくていい

 

TED"Why some of us don't have one true calling"の感想

キャリアはまだまだ浅いのですが、私自身も、振り返ってみればこれまで関心がうつることがよくありました。

 

高校生の頃は平和構築に興味があり、大学時代はジェンダー。そしてJICA海外協力隊での衛生分野の活動を経た現在は、ゴミ問題や環境に興味があります。現在の興味関心が何年先まで変わらないかは分かりませんが、興味があるうちはとことんつきつめるつもりです。

 

若いころからの関心の軸がぶれずに、一つのことに打ち込み続ける人は素晴らしいと思います。ですが、動画でも主張されているように、色々なことに興味を持ち、手を出してみるというのも良いことです。つまり、本人さえそれで幸せならどっちでもいいと思います

 

ひとつの専門を突き詰めていくか、マルチポテンシャルに生きるか。どちらに転んでも、自分の心に正直に選んだ結果なら後悔はしないでしょう