生きてればいいよ!

新卒で青年海外協力隊に参加。帰国後3ヶ月でまたベナンに戻って活動を続けている、そんな若者の生きざま。

西アフリカ、ベナンで過ごすクリスマス

 

ベナンで過ごすクリスマスも3回目になりました。

 

ベナンでもキリスト教徒中心に、クリスマスをお祝いします。ただ、日本のクリスマスとはちょっと雰囲気が違います。

 

今回は、私がベナン人のキリスト教徒の方とどのようにクリスマスを過ごしたかをご紹介します。

 

もくじ

 

クリスマスが近づく頃の町の様子

ベナン基礎データ | 外務省によると、ベナン国民の約30%がキリスト教徒。日本よりかはベナンではクリスマスは宗教行事の色が濃く、キリスト教徒以外は特にクリスマスを祝わない傾向があります。ただ中にはキリスト教徒以外で、「クリスマスは子供の祭りだ」と言って本人の子供のプレゼントをねだってくる人もいましたが(笑)。

 

さて、日本でクリスマスと言えばイルミネーションで街中が彩られたり、クリスマスツリーやクリスマスっぽい飾りが出現しますよね。ベナンでは、特にそういうことはありませんあくまでクリスマスの日には教会に行ってお祈りするのがメインであって、「祭りだ!」と浮かれるのがメインではありません

 

それでも子供たちには楽しみな、サンタさんからのプレゼント。私立のキリスト教カトリック系の小学校には、クリスマス及び正月休み(日本の冬休みにあたる)に入る前に、サンタさんが来てお菓子やジュースを子供たちに配ります。

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クリスマス前に学校に現れるサンタ

当然ながらも少しびっくりしたのが、ベナンで見かけるサンタさん(サンタさんに扮した人)はやはり肌が黒いのです。ベナン人が仮装しているだけなので当たり前なのですが、サンタさんといえば白い太ったおじいさんをイメージしませんか。ベナンで出会った黒いサンタは、私のサンタの価値観をぶっ壊しました。

 

キリスト教系の学校にサンタさんが来る以外の町の変化としては、クリスマスのプレゼント用のおもちゃやお菓子などを売る店が出てきます。デパートのおもちゃ売り場だけ外に持ってきた感じの外観。人形や、車のおもちゃなどが並んでいるところは日本の子供が欲しがりそうなものと特に違いはありません。

 

家族で過ごすクリスマス

親戚が集まる

ベナンでは、クリスマスは家族で過ごすもの。離れた都市などで働いている人も実家に帰り、両親と過ごします。代々継がれている家のもとには親戚の子供たちが遊びに来たりして、みんなでご飯を食べます。

 

もちろんメインは教会でのお祈り。家族の子供たちで連れ立って24日夜と25日朝のお祈りに行き、教会で会う友人やご近所さんと'Joyeux Noël(Merry Christmas)'とあいさつします。

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ベナンのとあるカトリックの教会

お祈りを終えると、あとは家族とのんびりするなり友達の家に遊びに行くなり自由に過ごします。日本の正月みたいですね。

 

ごちそうを食べる

クリスマスだけでなくお祭りごとの際には、ウシやヤギ、ニワトリを買って家でさばいて食べる習慣があります。私も普段お世話になっているクリスチャンの家族とクリスマスを完ぺきに過ごすべく、去年は6000円で山羊を買って、さばいて食べました。

 

ヤギ飼いの家に山羊を見に行き、「どれがおいしそうかな?」と見定め値段交渉後、バイクで山羊を抱えながら運びます。お祭りシーズンになると「ぎゃああああ」という叫び声がいたるところでするのですが、叫び声の直後にバイクに乗った山羊が抜かしていくということが頻繁にあります。人間の叫び声に似ているから、なかなか驚きますよ。

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2018年のクリスマスで買って食べた山羊
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ヤギ肉は揚げて長期間保存できるようにし、少しづつ煮込んで食べました。

また、こちらも日本とはちがうのは、盛り上がるのは25日のクリスマス当日。日本はクリスマスイブに最も盛り上がり25日はもはやすべて終わったかのような雰囲気ですが、本来祝うのは25日です。

 

まとめ

クリスマスを楽しみたいなら、日本の方がお祭りモードというか、特別感があって良いですね。お祝いの仕方に優劣はありませんが、キリスト教徒に囲まれてミサに行き、心穏やかにクリスマスを迎えるのもまた好きです。

 

来年のクリスマスはどこで迎えるか分かりませんが、クリスマスが来るたびにベナンで一緒に時間を過ごした家族のことを思い出すのだろうと思います。