生きてればいいよ!

新卒で青年海外協力隊に参加。帰国後3ヶ月でまたベナンに戻って活動を続けている、そんな若者の生きざま。

値段交渉する?しない?ぼったくられそうなときに思うこと

 

海外旅行をしたことがある人は、お土産の買い物やタクシー移動でぼったくられそうになったことがあるのではないでしょうか。

 

こちらが外国人で、値段の相場を知らない、あるいは金持ちだと思われている場合はぼったくり価格を言ってくることはよくありますよね。つい先日、私も「ぼったくりか?」と疑う価格を言われました。

 

今回は、ぼったくり価格を言われたときにどう対応するか、主に値段交渉をするかしないかについて、私が考えることを書きます。

 

もくじ

 

ラミネート費が200円!?ぼったくりか??

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世界地図のラミネートをしてもらった

まず初めに、そもそも今回の記事を書くきっかけとなった出来事を紹介します。

 

西アフリカ、ベナンで生活していて、現地の人々から

「シノワ!(中国人という意味)」

「ヒーホー!(你好のこと)」

「チンチョンチャン!(中国語がこう聞こえるらしい)」

と声をかけられることがたまにあります。アジア顔は、全員中国人だと思ってそのような反応になるようです。

 

それに対して、私の知り合いのある日本人は、そうした人たちに日本のことを知ってもらうために、地域の家庭を回って世界地図を配布し、日本と中国との違いや日本について簡単な説明をしていたそうです。

 

私はこれまで、無理に愛想良くしたり、冗談で返したり、疲れているときは無視していました。ところが久しぶりにその対応について考え、「無視するよりは彼のように丁寧に対応してみようかな」という気になったので、彼に倣って世界地図を用意してみたのです。

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ラミネートした世界地図と私

私は世界地図の配布をするのではなく、「シノワ!」と声をかけてきた人にだけその場で世界地図を見せて話そうと思ったので、世界地図をネットで拾い、印刷し、ラミネートした1枚だけを持ち歩くことにしました

 

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ラミネートをしたお店

ベナンに来てからラミネートをしたことがないので、値段の相場が分かりませんでした。通常、印刷なら1ページ10円、コピーなら1ページ2円といったところです。ところがラミネートの値段を聞いたところ、

 

「ラミネート?ああ、1,000フラン(約200円)ね」

 

え、高くない?と思い10秒くらい考えましたが、何も抗議せず受け入れました。200円あれば、ベナンではけっこう豪華なごはんが食べられます。

 

ラミネートが200円もするとわかったとき、別の場所を探すか考えました。結局、「私は200円くらい払っても致命的ではない」と思いokしました。人によっては値段交渉したと思います。

 

ベナンで生活していてよく遭遇するぼったくり

前述のラミネート代がぼったくりだったかはわかりません。相場を知らないからです。ですが日ごろベナンで暮らしていて、今回のように「あれ、高くない?」「ぼったくりかな?」と思うことが時々あります

 

主なケースは例えば、

  • バイクタクシーから請求される値段
  • 市場の野菜の値段
  • 服の仕立てを頼んだ時の値段

など。

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ベナン服は布を買って仕立ててもらう

さすがに2年住んでいるので、日常的なものの値段の相場はなんとなくわかるつもりです。ところがこちらが相場を知らないと思われているのか、少し高めに値段を言われることがあります

 

「え?ちょっと高くない?」と思ったとき、あなたなら交渉するでしょうか。

 

値段は人によって違う

外国での値段交渉に関して、何か月か前にFacebookで見かけたある大学院の教授の投稿が頭の片隅に残っています。

 

その投稿ではネパールで経験したあるエピソードが紹介されていました。

 

ある日本人がネパールの市場で買い物をしました。その人の前に並んでいたネパール人と同じものを買ったのに、自分の番になって請求された値段はネパール人が払った値段よりも高かったそうです。それに対して日本人が「さっきの人と値段が違うのはどういうことだ」と抗議すると売り子は、

 

「値段は人によって違うものだ」

 

と言いました。そんなエピソードです。なかなか考えさせられるし、説得力がある言葉だと思いませんか。

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インドで見た何かの屋台


経済大国のひとつである日本で生まれ育った人々の多くは、発展途上国の多くの人よりも裕福です。私たちは「金欠だ」と言っても、少なくとも明日食べ物があるかどうかの心配をするレベルではないでしょう。そもそも上記のエピソードの日本人の場合、飛行機に乗ってネパールにくることができているわけですから、ある程度のお金はあるわけです。

 

少し多めに請求されても、日本円にしたら10円とか20円ではなかったでしょうか。私たちにとっての10円や20円が、別の国の人にとっては100円や200円の価値があるのです。人が生きる環境によって、同じ額でもお金の価値は違うのです。

 

つまり、同じものでも、値段は人によって違って当たり前なのです。

 

私は、ぼったくり価格でも法外な値段でなければ合意する

このエピソードをFacebookで見る前の私は、少し高めに請求されたら「外国人だからって足元見てくるんだな…」と不快に思いつつ、だいたい値段交渉はしませんでした。単純に、値段交渉にはわりとエネルギーを使うので、10円や20円のために消耗するなら払ってしまったほうが楽だと考えていたからです。

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バイクタクシーは庶民の足

ところが「人によって値段は違う」ことに納得して以来、「足元見られた!」などは思わずに言われた通りに払うようにしています。よっぽど法外な値段や、相場からかけ離れた値段でない場合は、です。

 

明らかに高く、高すぎると思ってしまうときは正直に「いやそれ高くない?」と言います。値段が下がらなさそうならば、複数の人から見積もりを取って最も安い値段の人を選ぶか、複数の人を集めて競争させます。

 

まとめ

「あれ、ぼったくりかな?」と最近思った出来事と、Facebook上で読んだ印象的なエピソードから、値段交渉に関する私の対応について書きました。

 

生きる環境が違うんだから、値段は人によって違う。今のところ、それに勝って私を納得させる考え方には出会っていません。