生きてればいいよ!

新卒で青年海外協力隊に参加。帰国後3ヶ月でまたベナンに戻って活動を続けている、そんな若者の生きざま。

ベナン人は木の枝で歯をみがく!?

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協力隊員として、西アフリカ・ベナンで活動していた時のこと。

 

ある朝、いつものように家から市役所まで歩いて出勤していると、木の枝を口にくわえた人がやたらと目に付く…!なんと、木の枝で歯を磨いているらしい

 

気になったので、ベナン人の歯磨きについて調査してみました。

 

もくじ

 

ベナン人の朝の習慣は歯みがき

一般的にベナン人は、起きたら朝ごはんよりも前に歯を磨く習慣があります。

 

ある日の朝9時ごろ、小学校にお邪魔したときにこんな出来事がありました。小学校2~3年生の教室から一人の男の子が外に出てきて、校庭で吐き始めました。それを見た先生は、心配するかと思いきや私にこう言いました。

 

「あの子は家を出るときに歯みがきしてこなかったから吐いているんだ。」

 

歯みがきと嘔吐に関係があるとは思えませんが、健康のためということに関して歯みがきの重要性が現地の人から理解されているのは事実のようです。

 

何で歯を磨く?

それでは、気になる「歯ブラシ」を見ていきましょう。冒頭で、木の枝で磨くと書きましたが、私たち日本人が使っているようなプラスチック製の歯ブラシも売っていますし、そちらを好んで使う人もいます。

 

木の枝派と歯ブラシ派の両方を見ていきます。

 

木の枝で磨く人

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現地の人から、植物ブラシとも呼ばれる

写真の、割りばしのようなものが上で言う「木の枝」です。輪ゴムでまとめられている一束で100フラン(約20円)。現地の人にとってもさほど高い金額ではありません。

 

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いくつかある「植物ブラシ」

一枚目の写真のものとは違う種類の木の枝です。こちらは一束25フラン(約5円)、5束で100フラン(約20円)でした。

 

木の種類を問わず、使い方は同じ。木の枝の先を噛んでいると、ほぐれてきます。木のほぐれた部分を歯にこすりつけるようにして歯を磨きます。質の良い木の枝ほど、苦い味がするとか。私も一度だけ使ったことがありますが、口の中がぱさぱさしました。

 

木の枝の種類はご覧の通りいくつかあり、隣国トーゴやガーナからの輸入品が多いとのことです。

 

         

 

また、朝の習慣であるだけでなく夜の習慣でもあります。朝の場合、イスラム教徒なら夜明けのお祈りの前までに歯みがきを済ませているのがベストとの意見もありました(私が出勤中に見かける人たちは間に合っていないようですが)。

 

木の枝を使って歯を磨く方々の中には、

「木の種類によっては、それで磨くことで歯が強くなる!!」

と言う方もいました。

 

歯ブラシで磨く人

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売店に売っていた、一本400フラン(約80円)の歯ブラシ

私たち日本人が一般的に使うような歯ブラシを使う方々もいます。歯ブラシの場合は歯磨き粉で歯を磨くので、木の棒を使うよりお金がかかりますね。


お金を払ってでもなぜ歯ブラシを使うのか聞いてみたところ、「歯ブラシなら5分で終わるけど、木の棒だと歯みがきに時間がかかりすぎるから」との回答が。 時間だけでなく、単に歯ブラシで磨く家庭で育ったのなら、自然と歯ブラシを選ぶようになるとは思います。

 

また、木の枝と歯ブラシの併用ユーザーもおり、ある人は「どちらか片方だけだときちんと歯がきれいにならない」と言っていました

 

 

まとめ

ベナン人の歯磨きアイテム「木の枝」について、情報をまとめてみました。

 

周囲の人に質問をしていて思ったのですが、そういえばベナンで歯医者さんを見たことがないんですよね。歯みがきがきちんと習慣化されているとはいえ、歯の病気にならない人がいないなんてこともないでしょう。

 

興味深いので、随時情報を追加していこうと思います。