生きてればいいよ!

新卒で青年海外協力隊に参加。帰国後3ヶ月でまたベナンに戻って活動を続けている、そんな若者の生きざま。

カルチャーショックの再来?改めて驚いた、ゴミや野外排泄の現状

 

2019年7月までの2年間、私はベナンに住んでいました。

 

2年間住んだ国なので、戻ってきてもまた難なくなじめるだろう。そんな風に思っていました。しかし、3ヶ月間ベナンを離れている間に私自身もすっかり変わり2年間ぶっ通しで住んだ数か月前の自分とは違う感覚でベナンを見ている私がいます。

 

ベナンに3か月ぶりに住んでいる私の今の感覚を新鮮な状態で残しておこうと思い、今回の記事を書きます。特に、こちらのツイートでは書ききれなかったことについて。

 

 

 

3か月ぶりのベナンに、再度驚く

2年住んだベナンを離れたのが7月。日本に帰ってすぐに私は、「ベナンにまた戻って衛生分野での活動を続けたい」と思いました。 ベナンでの2年は苦労こそあれ楽しかったから。そして、一緒に働きたい人がいるから。

 

日本にいる間、その思いやベナンでの現状を多くの人に話しました。

  • 私が住んでいるジュグーでは家庭ゴミ収集システムがまともに機能していないこと
  • 街中で目に付くゴミが野外排泄をも促す一因となっていると考えられること
  • 手で食事をするのに食前の手洗いが習慣化していないこと

など… 

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ベナンでのことを語る私

2年住んで、知っていると思っていたからこそそう語っていたのですが、再度ベナンに来て、改めて目の前で展開するそうした出来事に驚いている私がいます。知っていて、それについて日本の友人たちに語っていたはずなのに。

 

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住宅地の近くにあるゴミ集積所

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何も特別ではない、ごく普通の道。ゴミだらけ

数か月前の、ベナンに慣れ切った私なら上のふたつの写真をわざわざ撮ろうとは思わなかったことでしょう。

 

目の前でビニール袋をふわっとポイ捨てする人たちにも、

道路の側溝に排泄する人たちにも、

住宅街の中にあるゴミ山にも、

私は驚いています。

 

そして、「ここで当たり前となっているこれらの現実を、果たして変えることができるのか」と思ってしまいました。目の前のすべきことをひとつずつこなしていくしかありませんが、自分自身が語っていたはずの問題の大きさを改めて目にして、アツくなるでもなく、自信喪失するでもなく、ただその現実に驚いていますまさに、ベナンへのカルチャーショックが再び訪れたかのよう。

 

現実は、理論で語りつくせるほどシンプルではありません。色々な物事が関連しあって、今の状況を結果として作り出しています。さあ、それに対してどう取り組むか?

 

アツくなるでもなく…と書いたはずなのに、この大きな壁にどう立ち向かうか未来を考えると、ワクワクしてきました

 

変わったのは確実に私

3か月前、ベナンに2年間ぶっ通しで住んだ私と、今の私とは感覚が違います。

 

私が住んでいるジュグーの町は、少し変わりました。この3ヶ月で本格的に雨季を迎えたため緑が増え、また新しい建物も随所に出来上がっていました。

 

でも、大きく変わったのはジュグーではなく私です。日本やヨーロッパでの滞在をはさんだことで、整ったインフラや自然の存在を感じさせない整備された街並みに一度慣れたから、ジュグーをまた新鮮な目で見ることができています。

 

せっかく外国人としてベナンで活動するのなら、私の価値は「外部者の視点」。私に求められるのは、ベナンに慣れ、同化することではありません。数か月をベナンの外で過ごしたことで、再度自分の感覚を変えることができてとてもよかったです。