生きてればいいよ!

新卒で青年海外協力隊に参加。帰国後3ヶ月でまたベナンに戻って活動を続けている、そんな若者の生きざま。

ベナン入り前のヨーロッパで考えたこと。そして今、思うこと。

f:id:RicaH:20191005173846j:plain

ブリュッセルからコトヌーへ向かう途中、眼下に広がるサハラ砂漠

こんにちは。

 

ここ10日間ほどブログから離れていたので、久しぶりの記事更新です。というのも、用事があってヨーロッパを回っていたのでした。

 

昨日やっと、ヨーロッパを後にして目的地ベナンに到着しました。3か月ぶりのベナンで、これからベナン生活の3年目を始めます。今回の記事では、フランスやドイツでの人々との出会いを経て、これからまたベナンで活動するにあたっての現在の心境を書きます。

 

もくじ

 

ドイツとフランスで過ごした10日間

観光

9月25日から10月4日まで、ドイツとフランスに滞在していました。 ドイツではミュンヘンを、フランスでは主にストラスブールとパリを訪問。もともとオーストリアとパリに用事があってこのルートにしたのですが、どちらの用事も流れてしまったので、のんびり過ごしたり、観光したりしていました。

 

f:id:RicaH:20191007051447j:plain

ミュンヘンの中心部マリエンプラッツにて

f:id:RicaH:20191007051222j:plain

ドイツとの国境近くのアルザス地方の都市・ストラスブールの街並み

 

用事があったとはいえ、どの都市も行きたくて選んだ場所。ミュンヘンでは人生初のオクトーバーフェストを経験し、ストラスブールではずっと生で見てみたかったアルザス地方特有の建築を見て楽しんでいました

 

2週間弱過ごしたヨーロッパで思ったのは、先進国が快適だということでした(笑)。道路は舗装されていて、お湯シャワーが浴びれて、スーパーに行けばなんでも手に入る。日本でもそうですが、見ているだけでも目に楽しいヨーロッパの建築を見ていると、素敵な場所だなあとついつい思うのでした。

 

現地の人との出会い

ミュンヘンとストラスブールでは、Couchsurfingというアプリを使って現地に住む人々のお家に泊めてもらったり、街案内をしてもらったりしていました。 ミュンヘンでは日本大好きなドイツ人の方に、ストラスブールではトーゴ出身の方とチュニジア出身の方にお世話になりました。

 

普通に一人で旅をしているだけでは行かないような、知る人ぞ知る穴場スポットに行ったり、

f:id:RicaH:20191007051917j:plain

ストラスブールから30分。ドイツのケールという町に連れて行ってもらった

 

一人旅で例えばゲストハウスに泊まって旅人同士で交流するだけでは経験できないことを教えてもらったりと、とても刺激的で楽しかったです。

f:id:RicaH:20191007054936j:plain

人生で初めてどんぐりを割って食べた(笑)。ミュンヘンにて。

 

Couchsurfingの良いところは、住んでいる人の視点から旅先を見たり、まさに住んでいる人の食生活にもお邪魔したりできるところ。さらにはホストとの交流で、語学力も磨くことができます。一人旅が好きな人には絶対知っていてほしい、おすすめのアプリです。

 

また今回は英語とフランス語でホストとコミュニケーションをとることができ、語学力の自信にもつながりました。その意味で、私には意味のあるヨーロッパ滞在でした。

 

パリでの日本人との出会い

f:id:RicaH:20191007062257j:plain

シャンゼリゼ通り

唯一パリでは、Couchsurfingを使いませんでした。パリで有名な、激安快適日本人宿という噂のドリームハウスに泊まってみたかったからです。 

 

dreamparis2000.com

 

さすがパリというだけあって、宿泊している日本人も様々。

  • 世界一周中の人
  • パリの音大の入試のために滞在している人
  • 自分のブランドの服の展示のためにパリに来ている人
  • 凱旋門賞(競馬)を見に来た人
  • フランスでのワーホリを始めたところで、家探し中の人

など。宿泊客の皆さんの話を聞くだけでも面白い…!

 

中でも服飾デザイナーの方にとても優しくしていただいて、とても考えさせられるお話をしてもらいました。

 

ヨーロッパやアフリカでの人種差別、特にアジア人差別についての話をした時でした。曰く、疎外されていると感じる人は自分もきっと誰かを疎外しているんだ、とのこと。自分が差別されているように感じるのは、自分も誰かを差別しているから。

 

私はベナンにいた2年間で、アジア人差別を受け続けてきたと思っていたので、この言葉は心に残りました。そう。私もアフリカ人に偏見を持っていることは自覚したことがあったから

 

www.ricahirao.work

 

人種に関わらず、フラットに相手のことを理解しようとする態度がよいのは異論がないでしょう。でも生まれてからこれまで見てきたメディアの影響もあってか、私の中に「白人>黄色人種>黒人」というヒエラルキーがしみこまれているのを私は自覚していました。 

 

でもそれでは、少なくともベナンで活動するうえではうまく人間関係を気づけないと思うよ。そう言われました。相手のことをきちんと対等に見ているのなら、「相手を見下している」と自覚した時でもその本音を飲み込まずにきちんと相手にぶつけて話し合うことだと。

 

そういわれて思い返せば、私は伝えることやもめごとをめんどくさがって本音を伝えなかったこともしばしばありました。特に相手が厚意でやってくれている場合、それがいわゆる「大きなお世話」だと伝えるのもなんだか申し訳なくて、うやむやにしたままでした。

 

www.ricahirao.work

 

デザイナーの彼の言葉を受け、今回のベナン滞在では、もっと本音で、本気で現地の人々に向き合っていきたいと思うのでした。疎外されていると感じないために、私も誰かを疎外するのはもうやめたい。本音で、対等に向き合いたい。

 

まとめ

  • Couchsurfingを利用したことで、英語、フランス語でのコミュニケーションの自信につながった。
  • パリの日本人宿で出会った方のお話から、ベナンでの態度や考え方を見つめ直した。

 

もともとの用事が流れたとはいえ、再度ベナンで活動する直前にヨーロッパに滞在し、新たな出会いを楽しむことができたのはとてもプラスでした。特にパリで出会った方とのお話は印象的で、この学びを実践に移すことへの努力は怠ってはならないと気を引き締めています。

 

ここからひとまず9か月、「対等な関係を築くこと」を特に意識してベナンで過ごします。