生きてればいいよ!

新卒で青年海外協力隊に参加。帰国後3ヶ月でまたベナンに戻って活動を続けている、そんな若者の生きざま。

ベナンとの関わりで、ワクワクはほどほどでもいい。

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疲れたら休むのがいちばん

 

「私はもう、ベナンでの活動のことを考えてもワクワクしなくなったのかな」


先日の静岡県庁での帰国報告会でふと思ったこんなことが数日間もずっと頭に残っていて、不安な気持ちになりました。日本に帰ってきて、実家で暮らしていると毎日が平和すぎて、物事への興味がなくなっていく感じはしていました

 

今回の記事では、そんな不安から見る、私が今思っている「ベナンとの理想の距離の保ち方」について書きます。

 

もくじ

 

ベナンで活動していた時の気持ちを忘れた

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ワクワクしなくなった…

日本に帰ってきてから私が住んでいるのは浜松市。帰国直後こそモスクに行くのが楽しかったけど、その後は国際交流系のイベントやセミナーにも特にアンテナを張っていなかったからか、突然外国とのつながりが切れたような気がしました

 

日本人、日本語にかこまれて過ごす日々。浜松にはブラジル人やペルー人、フィリピン人などが多く住んでいて、街中で彼らを見かけることはありますが、何かが私にベナンを連想させたことはありませんでした。

 

そうして時間を送っているうちに、ベナンで活動していた時の気持ちを忘れていきました。「現地の課題に対して自分で考えて動くのが楽しかったからベナンでまた活動したい」と思っていたはずが、「あれ?楽しかったんだっけ?」という感じ

 

2度目のベナン行きのことを考えても、ワクワクしなくなりました。 

 

ベナンにまた行くのは「ワクワク」ではなく「悔しいから」

結論、最近は「楽しくてワクワクするから戻りたい!」ではなく「悔しいから戻って続けたい」という気持ちになりました。 

 

私がベナンに戻って一緒にまた活動したいと思った相手からの連絡を待つばかりの日々。ワクワクどころか不安ばかり。ある日、彼から1週間ぶりに連絡がきたときのこと。

 

ベナン人の相方との連絡をとるのが大変な話

www.ricahirao.work

 

父が病気になって自分が畑仕事をするしかなく、連絡する余裕がなかった。ごめん」とのことでした。それを聞いて、この人をこのまま放っておくのは悔しい、と思いました。人に貢献する仕事で生計を立てたいという思いがある彼は、仕事がないからバイクタクシーをして小銭を稼いでいます。新しい事業を起こすにもお金の余裕はなく、私にできることで彼をサポートしたい。そうじゃないと、自分が納得できない。

 

人間は生まれる環境を選ぶことはできません。でも、生まれた環境が人生を大きく左右します。JICA海外協力隊に参加したことしかり、私がやりたいことをできているのは日本の私の家族の中に生まれたからで、彼がやりたいことをできていないのは、彼がベナンの彼の家族に生まれたからだと私は思っています。

 

そんな「運」でやりたいことを諦める現実があるのは、嫌だ。最近は、彼をこのままほっとくのは私が悔しいからベナンに戻りたいという気持ちです。

 

彼についてはこちらの記事でも言及しています。

www.ricahirao.work

 

ワクワクはほどほどでもいい

「楽しいからまた続けたい」という気持ちを忘れたとはいえ、ベナンから帰ってきた直後にそう思ったということは、ベナンにまた行けば同じように思うのでしょう。

 

普段は「楽しい」を原動力に動く私自身のワクワクが一時的になくなったからと言って、一度した決断を捨てたくはありません。行動を「ワクワク」に頼りすぎないようにしたいな、と思っています。ある部分ではアツく、そしてある部分ではさめていて。そんなふうにベナンと関わっていきたいと今は思うのでした。

 

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行けばまたワクワクするでしょう。