ベナンから帰ってきて2か月弱。
名古屋にあるJICA中部にて、帰国報告をしてきました!
今回の記事は、「協力隊の話を聞きたいけど、こういうイベントに参加して何か得られるのかな?」という方に届けばいいな、と思います。
当日の様子を紹介しつつ、「気負わず、疑わず、気軽に来れるイベントですよ~!」ということをお伝えします!
もくじ
「JICA中部」、「なごや地球ひろば」とは?
JICA中部とは、日本のODAを担う国際協力機構(JICA)の国内センターのひとつです。
東海4県の国際協力の総合窓口・活動拠点として、ステークホルダー(自治体、大学、NG0、経済団体、企業等)との連携を強化し、東海4県の特色を活かした 1.研修員受入、2.市民参加協力、3.民間連携促進(企業海外展開支援)等の各事業を実施しています。
今回私がご紹介する、JICA海外協力隊の帰国報告会は「市民参加協力」の一環で行われ、協力隊への参加を考える方々や、協力隊関係者の方々、帰国隊員を採用したい企業の方々が参加していました。
JICA中部の一部である「なごや地球ひろば」では、体験ゾーンやフェアトレードショップなどがあり、さまざまな切り口から発展途上国が抱える問題について学ぶことができるようになっています!
小学生でもわかるように説明されているので、敷居はまったく高くありません!!
JICA中部、なごや地球ひろばでは、国際協力にちなんだイベントが年間を通して多く開催されているので、興味を持った方はぜひホームページをのぞいてみてください↓
JICA中部での協力隊の帰国報告会は年に2回!
現在JICA中部では年に2回、こうして協力隊の帰国報告を聞く会があります。
が、JICA静岡デスクの方の話によると、年に1回だったり2回だったりの変更は最近もあったばかりで、特段回数は決まっていないようでした。
ちなみに今回の帰国報告会は、正式には「JICA海外協力隊フェアin中部 ~知る・応援する・参加する~」という名前だったようです。帰国ほやほやの隊員の話でなければ、年間を通して協力隊事業に関するイベントは頻繁にあるかと思いますので、都合のあうときに行ければよいですね。
帰国報告会当日の様子
来場した方々との交流
JICA中部での開催なので今回は、愛知、岐阜、静岡、三重出身の隊員27名が、派遣された国での活動や生活について発表をしました。
事前に公開されるプログラムには、派遣国と職種が書かれたタイムテーブルが載っているので、自分が興味のある国や、応募を考えている職種で派遣された帰国隊員の話を聞きに来てくれた人がたくさんいました。
発表は20分だけだったので、「もっと話が聞きたい!!」という方々が発表後に話しかけてくれて、ざっくばらんに色んな話ができて楽しかったです!
これから西アフリカに派遣される人、これからJICA海外協力隊に応募する人、ベナンに派遣されている隊員のご両親など(!)、いろいろな立場からの不安にお応えすることができ、私もとても良い時間を過ごせました。
「帰国隊員の話を聞いてみたい!」という人は、こうしたイベントでもぜひ臆することなく帰国隊員に話しかけてください!!みな、来るもの拒まずの精神で全力で対応します!
おまけ:同期の隊員たちとの交流
前回の東京での研修(過去記事参照)とは打って変わって心身の調子も良かったので、色々な隊員と話すことができました~!
今回は大多数が民族衣装や現地の服で参加していたため、
- 「国はどこですか?」
- 「素敵な服ですね」
改めて、隊員間でよそよそしさとか要らないですね。「2年間の経験から、知らない人に話しかけることに抵抗がなくなった」と東京の研修で多くの人が言っていたわりに人見知りする人多くない?(笑)という印象でした。
それとも、単に話しかけるほどの興味を相手に持っていないだけなのか?
いやいや、体調が良くなかったのかもしれないし、きっとそれぞれ事情はあるのでしょう。話しかければいいってものでもないかもしれないし?私も人のこと言えないし(笑)。
そう考えることにします。
まとめ
帰国後2か月弱というタイミングで参加した、JICA中部での帰国報告会。
協力隊事業に関心を持っている方々や、協力隊同期との交流がとても楽しかった一日でした。ついでに、JICA中部の方からJICAでのお仕事の話を聞いたり、協力隊の経験をそのまま生かせるキャリアの話を聞いたりと、報告者側の私がめちゃめちゃ楽しんでいました。
報告する隊員は質問にはオープンに答えますので、派遣される前に不安があったり、応募する前に不安があったりする方は迷わずこうしたイベントに来てほしいな、と思います! なんなら不安なくてもいいので、派遣国での話でも聞いてやってください(笑)