生きてればいいよ!

新卒で青年海外協力隊に参加。帰国後3ヶ月でまたベナンに戻って活動を続けている、そんな若者の生きざま。

JICA海外協力隊、帰国後のキャリア支援はあるの?帰国後研修に参加した!

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発展途上国で2年間働く経験を積める、JICA海外協力隊

 

海外で働いてみたい人や、国際協力のキャリアに興味のある人からしたら気になる制度ですよね。でも、「日本に帰国してからはJICAからのサポートとかあるの?」そんな疑問を持つ方もいることと思います(特に、新卒での参加を考えている方!)。

 

→結論:あります。

 

今回の記事では、JICA海外協力隊の帰国後研修の様子や、JICAによる帰国後隊員へのキャリア支援について紹介します。

 

もくじ

 

帰国後研修(キャリア支援コース)

JICA海外協力隊は、国際協力機構(JICA)により派遣されています。帰国後にフラフラされても困るので、JICAが帰国後隊員のキャリア支援を行っています

 

そのひとつが、今回私が参加した4日間の帰国後研修(キャリア支援コース)。 

 

実はJICA海外協力隊には現職参加という制度もあり、職場に籍を置きながら2年間派遣されることもできます。

 

現在職業を持っている方の場合、休職などの形で所属先に身分を残したまま参加することは、帰国後の就職のことを考えても望ましいことといえます 。

現職参加について【一般案件】 | JICA海外協力隊より)

 

ちなみにJICAは現職参加をオススメしているようですが、2年途上国で活動したあとに考えが変わって結局仕事を辞める人もちらほらいるのが現実です。

 

いずれにせよ、現職参加した協力隊員以外にむけて開催されたのが、今回の帰国後研修(キャリア支援コース)でした。 

 

研修に参加してみて

1.研修の内容 

 4日間にわたる帰国後研修(キャリア支援コース)では「協力隊活動の棚卸」をテーマに、

  • 協力隊で経験した、感情を揺さぶること(意外だったことや嬉しかったこと、落ち込んだこと)の振り返り
  • 自分にとっての「はたらく」ことへの価値観を知る
  • 活動を振り返り、自分の強みを知る
  • 仕事や私生活において、協力隊の経験から得たことをどう生かすかを考える
  • 協力隊に行く前のこと、行った時のこと、これからのことを整理する

などに取り組みました。

 

協力隊として派遣されていた時は人の話を座ってじーっと聞くということがほぼなかったので、朝9時半から夕方18時半までというスケジュールは私にはけっこうきつかったですね。

 

あと、スーツというのもきつかったです。慣れていなくて(笑)。

 
私はブログを書くことが自動的にベナンでの活動の振り返りになっていたので、むこうでのことを忘れていたということはありませんが、ただそれを言葉で誰かに伝えるというのは久々でした。

 

 誰にも口を挟まれない、自分だけの時間の中でベナンでの活動について話すことがなんと気持ちいいことか!!

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研修を通して個人的には特に、赤字にした「自分にとってのはたらくことへの価値観を知る」というワークと、「活動を振り返り自分の強みを知る」というワークは面白かったです!

 

仕事において、自分が何に価値を置くか。たとえば

  • 専門性
  • ワークライフバランス
  • 安定
  • 困難な課題への挑戦
  • 他者への奉仕

など、自分の価値観を知るうえで参考になりました。

 

これによると私は「ワークライフバランス」と「挑戦」に特に重きを置いているようです。とはいえこれは参考程度にしつつ、自分のやること、自分の取りたいスタイルは結局自分で考えて決めなきゃいけませんね。

 

また、「今後のこと」と言って就職先ばかりにフォーカスするのではなく、生き方全体として考えられるような講師のリードだった点が良かったです。

 

2.久しぶりに会う同期

さて、この帰国後研修には、世界中に散らばっていた同期の隊員たちが多く参加していました。

 

ベナンにいた時に手紙を送りあった人や、テレビ電話をした人など。

派遣される前の訓練所を思い出しました。

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派遣前の訓練も、世界中の同期と一緒だった

 正直私は、今回の帰国研修であまり多くの人と話しませんでした。

もったいないことしてんなー、と思いつつ、体調もあまりよくなかったので無理はせずおとなしくしていました。

 

ただ、研修に参加した人たちはみな、今後の進路に迷いながらも確実に前に進もうとしていて、とても力強かったです。みんなすごいって思いました。

  

キャリア支援:企業や自治体との交流会

この帰国後研修に、なぜ「キャリア支援コース」という名前がついているか?

 

それは、

  • JICA海外協力隊で得たこと、感じたことを言葉にする練習ができるから。
  • これまでを振り返り、これからやりたいことを考えることができるから。
  • 特に就職を考える人には、具体的な選択肢を見せてくれるから

などの理由からだと私は理解しています。

 

4日間の帰国後研修にくっついて、自治体交流会、企業交流会というものがあります。自治体や企業への就職を考えている帰国隊員と、帰国隊員を採用したい自治体や企業が交流する場です。

 

自治体の数は定かではありませんが、60弱もの企業が今回は参加していました!

 

バングラデシュ発のブランドを作るマザーハウスhttps://www.mother-house.jp/)や、 東南アジアで音楽を教員に指導する事業も行うヤマハhttps://jp.yamaha.com/)など、面白そうな事業を展開する企業がたくさんいました。

 

ただ、自治体と企業ばかりでNPO/NGOの人とはお話しできなかったのが残念。

 

まとめ

  • JICAが帰国隊員に行うキャリア支援のひとつ、帰国後研修に参加した。
  • 帰国後研修は、過去を振り返り未来を考えるきっかけになった。

 

ひとことで言うと、参加して良かったです。頑張る同期に久々に会ったことで刺激ももらえたし、私自身もっと発信力を高めようって思いました。

 

それにしても今回は本当に、もったいないことをした。

もっと色んな国の色んな人とつながっておけばよかったなあー。

 

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