生きてればいいよ。

新卒で青年海外協力隊。任期満了後もベナンで家庭ごみ収集屋をしている若者の生きざま。

【アフリカ食文化】中部アフリカ・ガボンの料理

JICA海外協力隊時代に一度、中部アフリカのガボンという国に行ったことがありました。ガボンとベナンは飛行機で1時間半ほどの距離ですが、ベナンでは見かけない料理が多く食べられていて、興味深かったのを覚えています。

 

 

 西アフリカ・ベナンの料理はこちらの記事で紹介しています↓

www.ricahirao.work

 

この記事では中部アフリカのガボンの料理を紹介し、アフリカの地域や国によって多様な食のあり方があることをお伝えします。今回の記事は、ガボンに派遣されているJICA海外協力隊の方に全面的にご協力いただきました。ありがとうございます。

 

中部アフリカの国ガボンの主食

ガボンの主食は、以下の3つがメインです。

  • キャッサバ
  • タロ芋、ヤム芋などのイモ類
  • バナナプランテーン(甘くない大きいバナナ)
 
キャッサバは特に、発酵させたあと製粉し、それを棒状に練り上げて葉っぱに包んで茹でて食べます。一種の加工食品のような。独特の発酵臭ともちもちした食感が特徴で、手に持ってみるとずっしりと重量を感じます。ういろうのような見た目です。

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加工されたキャッサバ
このキャッサバの加工品におかずを付けて食べるのが、ガボンの食事です。おかずとして、キャッサバの葉っぱやオゼイユという植物の葉っぱを油で炒めてイワシ缶で味付けしたものや、ナスの炒めもの肉のピーナッツソース煮込み等を食べます。

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白いものがキャッサバ、それにナスの炒め物やバナナ、肉がありますね。

 

主食にあわせるおかず

おかずには葉っぱ系、肉系、魚系があります。

 

肉や魚は焼いたり煮込んだりして食べることが多いです。ガボンには野生動物が多く住んでいるため、特に地方に行くと、捕獲されたイノシシやヤマアラシ、ガゼル等が軒先に吊られて売られている光景を見ることができます。しかし、そうした動物の料理は滅多に食べることのないごちそうとのことです。

ここでは、日々の食事でよく出てくるおかずを紹介します。

 

キャッサバの葉っぱ料理

キャッサバの葉を刻んで油で炒め、ピーナッツソースやイワシ缶、燻製魚などで味付けしたものです。キャッサバの葉っぱは繊維質がたっぷりで、主食のキャッサバやバナナプランテーンによく合います。ただし、味には少しクセがあります。

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キャッサバの葉っぱを調理したもの

 

ナス料理

ガボンの人々に「好きな野菜は何?」と聞くと、多くの人が「ナス」と答えるそうですガボンでは日本でお馴染みの紫色のナスも売られていますが、ガボンの人々が好むのはトマトのような、丸いピーマンのような形をした薄黄緑色のナス。ナスは一盛で約100円。このナスを油で炒め、やはりイワシ缶や燻製魚で味付けします。

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ガボンでポピュラーなナス

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見た目よりも柔らかくて、まろやかな味わい!

 

アタンガの料理

ガボンや、同じく中部アフリカのカメルーンに生えている木の実です。ガボンでは路上や市場で売られています。

 

木の実ですが、油を敷いたフライパンで熱したり、焼いたり、茹でたりして塩をつけて皮ごと食べます。アボカドのような食感ですが酸味があり、見た目を裏切る食べ物として、日本人には苦手な人が多いそうです。見た目を裏切ると言うのは、私たちはナスを想像して食べるけど、アタンガはナスとは味や食感が違うんですね。

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右側に載っている、日本のナスの小さい版のようなものがアタンガです

 

まとめ

今回の記事では、中部アフリカ・ガボンの料理を紹介しました。

 

どの料理の写真もおいしそうで、白米に合わせて食べたいなぁと私は思いました。また、ベナンではキャッサバは主食の中ではサブ的な位置づけですが、ガボンの人々にはソウルフードのようですね。

 

ガボンは自然豊かで国内にサファリが10か所以上ある国です。ガボンに行った際は、ぜひ食も堪能してきてください。