生きてればいいよ!

新卒で青年海外協力隊に参加。帰国後3ヶ月でまたベナンに戻って活動を続けている、そんな若者の生きざま。

フランス映画『アメリ』で、非日常で幸せな今日にしよう。

フランス映画をふだん見ない人でも、『アメリ』は 知っているのではないでしょうか。

 

一度見たらアメリワールドのとりこになってしまう映画で、私の好きな映画のひとつです。観終わったあとは主人公アメリのように、日常をまるで非日常かのように生きる空想ばかりしてしまうかもしれませんね。

 

そんな不思議な映画『アメリ』を通して、みなさんの毎日を新鮮にするお手伝いができればなと思い、『アメリ』のおすすめポイントを紹介しようと思います。

 

もくじ

 

あらすじと概要

2001年に公開されたフランス映画で、主人公アメリ・プーランの役をオドレイ・トトゥが演じました。1996年に女優ビューをしたトトゥは、世界中でヒットした『アメリ』を機に一躍有名女優となります。笑顔がかわいらしい女優さんです。

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フランスの女優オドレイ・トトゥ(https://ja.wikipedia.org/wiki/オドレイ・トトゥ)

主人公アメリは、小さいころに心臓病と誤診されたことで周囲の子供たちとはほとんど関わらずに育ちました。そのため、いつもどこか彼女の空想の世界に生きています。

 

ある日、彼女の部屋に以前住んでいた人の宝箱を見つけ、その人にこっそりと届けることをたくらみました。子供の頃の思い出が詰まった宝箱にふたたび巡り合った彼の姿を見たアメリの心はうれしくなり、誰かをちょっと幸せにする小さないたずらが好きになります。

 

パリ、モンマルトル地区にあるカフェで働くアメリはある日、駅のホームの証明写真機の下をのぞき込む青年ニノに再会します。以前も駅のホームで、ニノを見かけたことがあったのでした。相変わらず証明写真機の下をごそごそする不思議なニノに同じ匂いを感じ、ひそかにときめくようになります。

 

他人の恋の後押しはしても、自分の恋には臆病なアメリ。同じアパートに住むレイモンというおじいさんが、絵の中の少女の話をすることでアメリの心を見つめ続け、アメリに彼女自身の殻を破る勇気を与えます。大好きなニノにも、彼が集める証明写真の謎を解くいたずらを仕掛け、映画の最後には勇気を出したアメリがニノと結ばれます。

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映画『アメリ』で登場する、パリのモンマルトル地区にあるサクレ・クール寺院

 

『アメリ』のおすすめポイント

1.奥手なアメリを応援したくなる!

アメリはニノへの恋心を誰かに話したりしませんが、同じアパートの住人レイモンとの会話や、ニノのバイト先に行った時の様子から、ニノのことが大好きなのは丸わかりです。

 

ニノを自分がバイトするカフェに呼びつけた時も、話しかける勇気はなく同僚を介してメモを渡しただけ。視線を感じてニノが振り返ったときも、アメリは仕事をするふりをします。バレバレなのに!

このシーンは特に、勇気を出せないアメリがじれったいです。感情がついつい入って、アメリを応援したくなること間違いなしです。

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映画の中でアメリがバイトしていたカフェ「ドゥ・ムーラン」

 

2.レイモンの深い言葉たち

アメリと同じアパートの住人レイモンのもとを、アメリはたびたび訪れるようになります。レイモンの絵の中のとある少女が何を考えているのかわからない、という話から、その少女をアメリとかぶせて、レイモンはアメリに問いかけ、彼女の背中を押し続けます

 

私が一番好きな、レイモンのアメリへの問いかけを紹介します。

 

「絵の中の少女は、絵の中にいない誰かのことを想っているのではないか」とアメリが言うと、レイモンは「目の前の人間はどうでもいいのか?」と聞き返します。アメリは少女を自分と重ね、「周りの人の軌道修正もしている」と答えます。アメリが好きな、ちょっと幸せになるいたずらたちのことですね。

 

それに対してレイモンは、「自分の人生の軌道修正はしているのか?」と問いかけるのです。他人の幸せばかりではなく、自分の幸せにももっと貪欲であっていいのではないか?せっかく好きな人がいるのに、このまま引っ込んでいていいのか?君のそのやり方を修正すべきではないのか?

 

直接レイモンがアメリのことを言った言葉ではありませんが、絵の中の少女を介して、言葉はアメリの心までしっかり届いています

 

3.日常を描いた、シンプルなストーリー。でもこっちまで幸せになる!

 映画『アメリ』は、特別感動する映画ではありません。映画だからといって非現実的なシーンはなく(ただ少しシュールではありますが)、あくまでもアメリや人々の日常を描いた映画です。 

しかし、というかだから、アメリは見る人もちょっと幸せにしてくれるのです

 

アメリやニノの空想の世界を知ってしまうと、つられて私たちまで毎日見る風景の中にヘンなことを考えてしまいます。いつも通りの日常が、アメリのおかげでちょっと楽しくなります。そのアメリの不思議な力ゆえに、フランスではもちろん、日本でも大ヒットしたのでしょうね。

 

まとめ

正直、映画『アメリ』は熱く語っておすすめする映画ではありません。アツくならない良さがある映画です。ただシンプルで、応援したくなって、見る者を幸せにする映画です。

 

毎日に疲れた時、『アメリ』で休憩してみてはいかがでしょうか。きっと日常への視点が変わると思いますよ。

 

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