生きてればいいよ!

新卒で青年海外協力隊に参加。帰国後3ヶ月でまたベナンに戻って活動を続けている、そんな若者の生きざま。

Bonjour! 西アフリカ、ベナンのマルシェ(市場)をお散歩してみた。

日本にいる私たちの生活は、とても便利です。

 

日本全国に展開するお店に入れば、どこにいても同じ商品が手に入ります。スーパーに入れば、国産や海外産の野菜、魚、肉が手に入ります。

 

想像したこともないかもしれませんが、今日はベナンのマルシェにどんなものが売っているのかご紹介しようと思います!(市場のことをフランス語でマルシェと言います。フランス語圏のベナンではマルシェと言い慣れていたので、記事でもマルシェのままでいきます。) 

 

もくじ

 

ちょっと様子見、コトヌーのマルシェ

まずは、ベナンの経済首都コトヌーのマルシェの様子を見てみましょう。ここは、私がベナンで初めて足を踏み入れたマルシェです。

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ベナンの経済首都コトヌーにあるマルシェ

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八百屋さん

ここの市場は野菜、果物のみ売っているおばちゃんたちが店を連ねているマルシェです。上の2枚の写真には、

  • キャベツ、きゅうり、いんげん、ピーマン、かぼちゃ、ナス、じゃがいも、トマト、レタス、にんにく
  • アボカド、メロン、スイカ、パイナップル、バナナ
  • たまご

が写っていますね。

 

日本とそんなに変わらないと思うかもしれませんが、ここはベナンの最大都市コトヌーです。田舎に行けば行くほど売られている野菜の種類が減ります。もはやマルシェがない町もあります。町にマルシェがない場合、わざわざ近くの町まで行って買い物をします。めんどうですね。

 
また、コトヌーのような大都市ではマルシェが毎日開かれている場合もありますが、田舎で毎日マルシェが開いていてもお客さん毎日来ません。そういうところでは、2日に1度や、4日に1度、あるいは1週間に1度のペースでマルシェの日が来たりします。 
 
さて、「ベナンのマルシェなるほどね」となったところで、私が住んでいたジュグーという町のマルシェを疑似散歩してみましょう。写真を中心に、何件かのお店を見てみます。
 
 

4日に一度のジュグーのマルシェ

ジュグーは、ベナンの北部に位置する中都市です。ジュグー市の人口はおよそ30万人。

トーゴ、ブルキナファソ、ナイジェリアに伸びる道が交わる交差点が町の中心にあり交差点の町とも呼ばれています。

 

         

 

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ジュグーの中心にある大交差点。写真の奥に、マルシェがあります

この交差点で、トーゴに向かう道を歩くと左側にマルシェが現れます。

 

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マルシェ周辺。人が増えてきました

マルシェの日は、人だらけ。雑多な感じが好きで東南アジアを旅行している方々に、ぜひアフリカのマルシェにも来てほしいです。きっと好きになります。

 

マルシェが人であふれるのは、買い物客の他に普段は家でトマトやオクラなどを売っているおばちゃんたちが、みんなこぞってマルシェに集結するから。そして隣り合った場所に座って、並んでオクラを売っています。ほんとにそれ、売れるのか?

 

食料品コーナー

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ジュグーのマルシェ

↑マルシェの中は、こんな感じです。

 

写真の中の右側手前のお店は、こまごまとした日用品、食料品を売っているようです。例えば写真に写っているのは、マカロニ、飴、石鹸、マヨネーズ、加工乳など。その正面の左側手前のお店は、柱の隣に燻製した魚を積んで売っています。

 

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マルシェを歩く

↑こちらのお店では、料理に欠かせない塩やコンソメ、トウガラシ、ニンニクなどを売っています。その他、トマト缶、スパゲッティ、重曹なども写真に写っています。

 

ベナンの家庭では基本的に料理は女性の仕事だからか、マルシェに売りに来る人も買いに来る人も女性ばかりです。私が同僚のベナン人男性(26歳)をマルシェに連れてきたとき、彼は「生まれて初めてマルシェの中に入った」と言っていました。びっくりです。男女で役割分担がされているから、ベナン人でも知らない世界があるのでしょうね。

 

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揚げた魚屋さん

↑これ、私が大好きな魚です。すでに揚げられた状態で売っていて、小さくちぎってトマトソースに絡めたり、野菜と炒めたりして食べていました。「これ何の魚?」と聞いても「揚げた魚だよ」としか答えてくれなかったので、魚の種類は揚げた魚だそうです(笑)。

 

家畜コーナー

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マルシェの家畜コーナー

↑マルシェでは、家畜も売っています。こちらは山羊ゾーン。山羊は一匹およそ6,000円くらいからの値段で売られています。

 

余談ですが、山羊の鳴き声って人間の叫び声みたいなんです。マルシェで買われた山羊は人に抱えられながらバイクでご主人の家に運ばれるのですが、後方で「ぎゃあああああああ」と叫び声がしたら、次の瞬間は山羊を抱えたバイクに追い抜かれます。びゅん。

 

雑貨屋さん?

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何屋さんでしょう?

 ↑ではこちら、最後のお店です。何屋さんでしょうか。全く想像がつかないあたり、やっとアフリカっぽくなってきましたね!

 

実はこれ、何屋さんと一言で言うならば、雑貨屋さんです(笑)。ちょっとずるいですね、ごめんなさい。

 

紐や南京錠が売ってあったり、砕いて薬として用いる貝殻が売ってあったり、中にはちみつを入れるための容器が売ってあったりと、雑貨です。写真の奥、南京錠の隣にある白いボコボコした物体は手作り石鹸です。石鹸として使えるけど、使っているとアンモニア臭がする、ちょっときつい石鹸です。

 

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では、これは?

では、これは何でしょう? 上の写真で南京錠の前に陳列されているものです。

 

黒い石を砕いて水に溶かし、それを縞々の筆のようなものにつけて化粧品として用いるそうです。棒の縞々の部分は、柔らかい動物の毛です。目の周りに引くのでしょうか。言われてみればそんな気もするし、しかし私に説明してくれたのは男性だったので半信半疑でもある私。

 

 

まとめ

写真を中心に、ベナンのマルシェを見てみました。マルシェに行けば、基本的にはなんでも揃います。

 

大都市なら別ですが、ベナンではマルシェはあっても町に一つ。日本では乱立するコンビニであらゆるものが揃ってしまうことを考えると、ベナンは不便だと今更ながら思います。