生きてればいいよ!

新卒で青年海外協力隊に参加。帰国後3ヶ月でまたベナンに戻って活動を続けている、そんな若者の生きざま。

生き方を語る【アフリカのことわざ】2つ

アフリカンことわざの記事も、3つ目になりました。先の2つでは、「考えさせられる」ことわざ、「勇気をもらえる」ことわざを紹介しましたが、今日は「生き方を語る」アフリカンことわざです。

 

www.ricahirao.work

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1.象の死体は葉っぱの下には隠せない。

(原文: On ne dissimule pas un cadavre d'éléphant sous des feuilles.)

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こちら、中央アフリカにあるカメルーンのことわざ。葉っぱに対して象の身体は大きすぎて隠せませんね。これは、私たちの行動の真実は常に明るみに出るという意味だそうです。

 

何かまずいことをして、隠そうとした経験はありますか。私には山ほどそんな経験があります(笑)。

小さな例をあげると、自分の番でトイレットペーパーを切らしてしまったのに替えるのが面倒くさくて、トイレットペーパーの芯のままトイレを出た、とか。これって、気づいているのにしなかったことであり、最後にトイレに入ったのは私だとバレないだろうと高をくくっているからこんなことするわけです。結果、次にトイレに入った人が面倒くさい思いをしてトイレットペーパーを替えます。

 

私はこのことわざが言うことに100%は同意しませんが、バレないだろうと思ってやったことって、たとえバレなくても居心地が悪くないでしょうか。心の中でモヤモヤして、私は結局そのモヤモヤを味わうくらいだったら多少面倒でも次回からは正しい行動をすることにします。モヤモヤしないなら、自分に非は無いと思っているわけですから後ろめたさもないでしょう。

 

だから結局、自分が正しいと思う行動をとればいいという話だと思います。真実が明るみに出ても恥じない自分でいられれば、いつでもどこでもそれでオッケーなのです。

 

 

2.賢人になるために5つの段階をクリアしなければならない。黙ること、勉強すること、聴くこと、思い出すこと、そして反応すること。

(原文: Il y a cinq dégrés pour arriver à être sage; se taire, étudier, écouter, se rappeler et agir. )

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本日ふたつめのこちらは、北アフリカのチュニジアのことわざです。黙り方、勉強の仕方、人の話の聴き方、人や出来事の思い出し方、反応の仕方を知って初めて賢人になれるとのことです。

 

私たちが人生で抱く悩みの多くは、人間関係の悩みに終着すると私は思います。そしてこのことわざで触れている5つの要素はすべて、人間関係を穏やかに円滑に回し、周囲から信頼を得るために必要な要素ではないでしょうか。

 

  • 黙り方を、人の話の聴き方を知っている人には一目おいてしまいます。基本中の基本ですが、他人の話をまず聞く、遮らずにきちんと最後まで聞くことができる人って、そんなに多くないです。

 

  • 他人の意見を聞いたうえで、自分がこれまでに得た知識や経験を用いてどう反応するかですね。自分の見解も織り交ぜつつ、そして決して相手の意見を否定せず、相手の話をもっと膨らませることができる人はコミュニケーションが上手な人。一緒にいて心地よい人です。

 

  • 「思い出すこと」とはどういう意味か。私なりの理解ですが、話している相手のことを覚えていたり、その人が以前話していたことを覚えていたりすることかな、と。自分のことを覚えていてくれると、誰だって嬉しいです。だって、自分に全く無関心ではないことがわかるから。誰かを忘れないということは、誰かを気にかけているということなのです。

 

このことわざでは5つも要素を挙げていますが、一言で言うと「賢人は相手の尊重の仕方を知っている」で済むと思います。相手を尊重するというのが、相手に愛を与えるこういう態度なんですね。

 

 

人としての理想のふるまいを頭の片隅に留めておくと、幼い行動をとろうという気がおこったときも自制が効き、いつもより品のある人間になれたような気分になれます。自分の心の落ち着きにもとても良いです。

これらのことわざ、せひ心に留めておいてください。