生きてればいいよ!

新卒で青年海外協力隊に参加。帰国後3ヶ月でまたベナンに戻って活動を続けている、そんな若者の生きざま。

冗談を言うのもベナンの文化!だって笑ったほうが楽しくない?

前の記事で、ベナンで過ごす中でのストレスについて書きました。

ricahirao.hateblo.jp

 ストレスの1つ目に「お金やモノをねだられる」と書いていますが、

お金やモノをねだってくるけど相手は必ずしも本気ではないパターンがあるんです。

 

じゃあねだってくる目的は何か?

それは、笑うことです。は。

 

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あは。easy goingでいきましょう

 

日常的な冗談のオンパレード

私の周りのベナン人には、冗談が好きな人が多かったです。

どれくらいかと言うと、平均して会話の50%くらいが冗談で構成されてる気がします。何が冗談で何が本当か、もはやわからんレベル。

 

断トツに多いのが結婚ネタです。ただの「結婚して」すら冗談ですが、
  • 君は8番目の妻にしてあげる  ※ベナンでは夫1人が最大で妻4人まで娶ります
  • あなたと結婚するのは私の弟。家族になろうよ!
  • あいつの太ったお腹には病気が詰まってるから、彼と結婚しちゃいかん
  • Ricaと結婚したいやつがいたら、まずビール30本持ってこいって言っとくわ
などなど、バリエーション豊か。
いろいろな変化球で女性をちやほやするのが上手なんですよね。
 
私はベナンの市役所で勤務していたので市役所の人たちと2年間で特に仲良くなったわけですが、市役所特有の私の好きな結婚ネタは
「結婚届を出しに住民課へ行こう!」
冗談がうますぎて一緒に住民課に行きたくなっちゃいますね。れっつごー。
 
 
こちら、ある日の冗談。
ベナンで散歩ばっかりしていた私。散歩の往路で挨拶した方と、復路でも出くわしたときの会話です。
  男の人「たった今20km散歩してきたところだから俺は疲れている」
  わたし「20km?私は30km散歩したよ」
  男の人「え、今の30分で?!ガソリン飲んだ?」
  わたし「うん、2L飲んだよ~」
  男の人「なるほどな、納得。ははは」
 
日本に帰ってきたいま文面で見返すと苦笑すら出ない会話ですが、こんな風に軽~く言葉を交わしあえる関係を誰とでも築ける文化が好きでした。
 
その他にも、
  • 俺ね、ジャンプして2mの壁越えれるよ
  • 明日の朝はグラウンドに飛びに行こう(走るのではなく)
  • (ベナンの主食の一つ)ヤムイモのせいで俺たちの肌は黒くなった
  • アフリカ人はスプーンやフォークなんて使わないよ。手で食べるんだ。これが俺たちの「黒いフォーク」さ

などなど。

 

相手が冗談を言い始めたらちゃんとそれを尊重して一緒に楽しむのが大切で、冗談を本気にして怒ったり、白けさせたりするのは良くないことのようです。
冗談にも頭フル回転で対応するのが礼儀ということですね。
 
ある時市役所の同僚にお金をねだられた私が、「そうやって言われるのキライ」と返したら「おいおい何言ってるんだふざけただけじゃん!!」と言われました。
 
日本だと「何それくだらない」って一蹴されそうな冗談を、ベナンではおっちゃん同士が交わして笑い合っています。なんだか、空気が柔らかいのです。
 
 
「ベナン好き?」とベナン人に聞かれると私はたいてい、「好きだよ。でもみんな冗談言い過ぎ」と言います。
私の答えに対して、「だって笑ったほうが楽しくない?」とまた笑いながら言う彼らの笑顔に、私も惹かれていることに気がつくのです。